Practice makes perfect

ロンドン駐在妻のテニス奮闘記!

18/11/2018 テニス練習ログ: オープンスタンス、クローズドスタンス、ボレー

数週間ぶりの日曜レッスン。

綺麗な秋晴れ、気持ちのよい青空の下、
フレンドリーかつ腕前も素晴らしいメンバーと、6人で練習に励みました。


まずはボレー

昨日、ダブルスの試合を見て、壮絶なボレーの打ち合いに感銘を受けたあとでの、今日のレッスン。

…あれ、「イメージ」だけは完璧なのに、体が全く動かない…。

ラケットを握った時、手首を90度に保ったままにして、決してラケットを大振りしない

私はどっちもできておらず、フットワークも遅くボールにリーチできず、ラケット面に対してきれいにインパクトもできず、手首をがっちり固めておくこともできず、「できず、できず」のオンパレードです。苦笑
ラケットヘッドが下がってる、と、打つ度にコーチにも言われました(-_-;)

うーん、道のりは長い。。




次は、スタンスについて。
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まずは、ベーシックな「オープン/セミオープンスタンス」からのストローク
セミオープンのほうが、少し体を斜めに開く分、フォアを打つなら右足(外側の足)に重心をかけやすいです。

https://www.optimumtennis.net/tennis-stances.htm
こちらのサイトが、三つのスタンス(オープン、セミオープン、クローズド)について、わかりやすく説明してありました。

There are three basic tennis stances: closed, open and semi-open.
The closed stance has the feet and body turned sideways to the net. It is sometimes also referred to as the classic stance. This is because during the wooden racket days when people played more matches on grass and more commonly used the eastern and continental grips, the closed stance was the way to hit almost all ground strokes.
木製ラケットで、なおかつコンチネンタル・グリップ(包丁の柄をもつようなを握り方で、ラケットを握る方法)で、芝生でプレーする。
そんな環境下では、クローズドスタンスが適していたそうな。あらゆるストロークに対応できるスタンス。

Problems with Closed Stance Hitting in Modern Tennis
The main advantage of this stance is that in ensures complete and proper shoulder and body turn. However, there are some situations where it is not always possible because of lack of time. Also, on some strokes, the positioning of the feet on the closed stance limits the uncoiling of the body into the shot since the front leg gets in the way of completing the follow through.

テークバックを大きくとって、肩と体をターンする(=強いボールを打つ)のには適しているけれど、次のボールに対応する時間がない&前足が邪魔になって、体勢を立て直すのが難しくなる、といったデメリットも。

In today’s game, shoulder turn is only one element of the full body turn needed to hit a world class forehand. Today, players are learning to develop a full body coil in addition to the sideways turn of the shoulder. More on this technique & mechanics are available in the Modern Forehand Unlocked Ebook

モダンテニスでは、肩の回転(腕のパワーに頼ること)はひとつの要素に過ぎず、体全体で、フルパワーを与える!のが、ワールドクラスフォアハンド、だそうで…そのとおりです。そのために、オープン/セミオープンスタンスが推奨されている、と。


じゃあ、なぜクローズドスタンスが必要なのか?

今日は、「コート前衛に来た短いボールを、フルパワーで打つ」という状況にフォーカスして、クローズドスタンスでフォアハンドを打つ練習をしました。
テニス~スタンス

こちらでも説明されていますが、「走らされて追いついたボールを打つ」「意図的にボールの外側にトップスピンをかける」ときに推奨されています。
ボールを下から上にすくい上げるようにうち返し、スピンをかける! と、コーチも言ってました。

このスタンスの違いの使い分けも、なかなか難しいです。
テニスは腕の動きのスポーツだと思われがちですが(というか、私はそうだと思っていました)、本当は、下半身&フットワークが重要!
ここ数か月で、このことをじわじわと実感しています。