Practice makes perfect

ロンドン駐在妻のテニス奮闘記!

テニスとの再会

こんにちは。秋も深まるロンドン、テニスをするにも絶好のお天気です!

でも、同時に、雨の日も増えています。外でのプレーが気持ちいいうちに、もっと上達したいなと願っている、on-a-winning-streakです。

さて今日は、なぜ私がロンドンでテニスをするに至ったか?について、書きたいと思います。

テニスとの出会い:中学校

北関東の片田舎の中学校出身の私ですが、なんと、当時の中学校としては珍しいと思うのですが、「硬式テニス部」があったのです。

入部理由は、至って単純、「全員強制加入で部活から逃れられない」、及び「仲良しの友達が入部するから一緒に」…(笑)

完全にありがちな、中学生女子の動機です。

それまで、ラケットを握ったことがなかったのはおろか、正直スポーツが苦手で、どんくさい部類の女子だった私…。ほかの選択肢(バレーボール、陸上、バドミントンなど)もある中で、どうしてテニスか?と言われると、なんか素人でもできそう?という完全にナメた理由だと思うのですが(笑)、何はともあれ、12歳の私はテニスを始めることになりました。

指導者問題:先輩から後輩へ

繰り返しますが、片田舎の小さな中学校での部活、、正直、そんなに真剣にやってる生徒もいなければ、抜きんでて上手な生徒もいない。先生だって、本職の片手間(それでも熱心に見てくれましたが)、平日の練習は、基本的に、先輩から後輩へ、子供から子供へ教えるスタイルでした。

今振り返ると、このころに積み上げた「基礎」って、全然正しくなかったんだなと思います。日本の部活指導問題に触れるつもりはないですが、土日返上でどんなに部活に打ち込んでも、とにかくお遊びの延長レベルの技術しか獲得できていなかったような…。「指導者」の有無は本当に大事だと思います。でも、部活仲間も、先輩も好きで、かなり頑張っていました。かなりまじめな中学生だった私は、副部長もやってました。

 

地区大会:5チームで争う(笑)

さて、「硬式テニス部」の存在感のなさは、中学校の地区大会にも大きな影響を及ぼし、中学校の「新人戦」やら「秋季大会」などは、全部で5つの中学しかなかったような…。市内二つ、近隣市町村に三つ、合わせて五校。

ダントツに強い中学もあったのですが、団体戦は、簡単に3位入賞。県大会出場。(笑)

個人戦も、1~2回戦勝てばベスト8とか。そういうレベルの戦いでした。

が、私は万年一回戦負けまたは行けても二回戦・・・本当に試合が苦手でした。

でも…「中学時代の部活」=「硬式テニス部」「県大会出場」とか、記録上は輝かしい履歴が残ってます。(笑)

 

中学卒業=テニスとの別れ

中学時代の青春を費やした部活ですが、高校では、硬式テニス部には所属せず、音楽系の部活に方針転換した私。だって、基本的に運動苦手だし、楽器演奏も大好きだったので、高校~大学時代まで、取り立ててテニスをする機会は全くなく、たまにスポッチャで遊ぶとか、そういうレベルでした。ラケットさえ買うこともなく、テニス=青春時代の思い出として、葬り去っていたのです。

 

2018年ロンドン:再び、テニス

2018年春、夫の転勤に伴って、家族でロンドンに来ました。

日本にいたとき、少しだけテニスを習っていた長男(※学童代わりの習い事のつもりでやらせてました)が、ロンドンに来ても続けたい、というので、そこから自宅周辺のテニススクールを探し、出合ったのが、

Zekel Tennis West London

日本語も話せるコーチがいる、という安心感もあり、こちらへの入会を決めました。せっかくロンドンに来たんだもの、ローカルクラブで頑張ってほしいなという親の願いもあり。

春先にあった、Open Day(無料体験イベント) で、私も子供たちと一緒にテニス体験をしました。それこそ、ほぼ20年ぶりに!!

最初は嫌がっていた次男も(ほぼ無理やり)体験させ、入会させました。(笑)

入会して半年ちょっと、今では息子たちは二人とも、テニス大好きです。

 

2018年6月、私もレッスンを受け始める

息子たちの送迎をするタイミングで、コーチから大人向けレッスンに誘われた私。

正直、ロンドンでは(いろいろあって)就労も難しく、文字通りの「駐妻専業主婦」として、時間を持て余していた私・・・

暇だし、ちょっと運動したいし、テニスでもやってみるか~。

という軽~いノリで、テニスを始めました。日本にいたときは、平日は毎日仕事に追われて、正直テニスをやる(精神的、体力的、金銭的)余裕なんてゼロでした。

駐在中というありがた~~い環境に甘んじて始めたわけですが、、、

まさかほぼ20年ぶりに、またラケットを握る日々がくるとは…!!!

 

しかも、中学時代より、めっちゃ熱心に練習してる私・・!

人生、どんなことが転機になるかわからないですね。